女性写真,モデル撮影会
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女性写真(2)

初回:1998. 3.15
 私は最近はほとんど参加していませんが,おそらく日本独特のものではないかと思うものに「モデル撮影会」があります。この「モデル」とは勿論「女性モデル」のことを指しており,私が行っていたようなものでは,参加カメラマンの人数は数百人から数千人,モデルも数名から数十名という規模で,主催者も宣伝を目的とした企業や大きな写真団体が多かったですが,モデル1人を数名で囲んで撮るというアマチュアらしいものもよく見かけます。また,最近では営利を目的としたようにみえる団体による撮影会も写真雑誌には沢山載せられるようになり,インターネット上にも結構見られるようになりました。

 しかしながら,モデル撮影会にも欠点があって,その一番が撮影意欲を起こさせる女性モデルがいないことが多々あるということです。撮影会の場合,開始前に会費を払って,定刻にモデルの紹介があり,そこで気に入ったモデルを見つけて撮影するという段取りなのですが,その紹介にて初めてモデルを見るので,会費納入前にどのようなモデルがいるのかなかなかわかりません。勿論,これは最近のインターネット上で募集している撮影会や写真雑誌に広告している場合だと顔写真付のものが多いので避けることは可能ですし,写真団体の会員になっていればそこが主催する撮影会の案内には顔写真が載っているので大丈夫だとは思いますが,私みたくそういう団体に入っておらず,写真雑誌等の文字だけの撮影会案内により,低価格(2000円以下あるいは無料)のものを探して行くという者にはあたりよりはずれのことが多いです。これを避けるには,撮影が始まってから行き,モデルをよく見てから参加するかどうか決めるというのが一番だと思いますが,それでも,やはり交通費は損ということになってしまいます。

 また,以前は参加無料の撮影会って結構あったのですが,最近は不況のせいかほとんどなくなってしまいました。まあ,無料だったら気に入ったモデルがいなくても仕方がない気がしますが,有料の撮影会だと詐欺にあったような気分になってしまいます(といっても交通費込みで数千円の損害ですので,我慢しなければならないですが)。でも,やはり人の感覚とはかなり異なると思うのはそういう場合でも結構みんな一生懸命撮っていることです。



















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